計53点およそ36万円相当の「置き配」を盗んだか 男を追送検 余罪とみられる品物は約400点 埼玉県警

埼玉県内でおよそ1年半にわたって玄関先に置かれた、いわゆる「置き配」の配達物、合わせておよそ36万円相当を盗んだとして、無職の男が追送検されました。 窃盗の疑いできょう、追送検されたのは、埼玉県日高市の無職・島村佑輔容疑者(34)です。 島村容疑者は去年1月からおよそ1年半にわたって、埼玉県内の戸建て住宅やアパートの前に「置き配」されていた53点、あわせておよそ36万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、飯能市や日高市、川越市など埼玉県西部で「置き配」された配達物が盗まれる事案が多発していたということです。 フリマアプリで盗まれた品物と特徴が似ている品物を多数出品しているアカウントが見つかったことから島村容疑者の関与が浮上し、今年7月、窃盗の疑いで逮捕されていました。 盗まれた品物は衣類や時計、スポーツ用品、健康食品など多岐にわたり、中には11万8800円相当の顔用のマッサージ機もあったということで、島村容疑者は「生活費のために犯行を繰り返していた」と容疑を認めているということです。 島村容疑者の自宅からは余罪とみられる品物がおよそ400点見つかっていて、警察が関連を調べています。

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