松山市で高齢男性が約3400万円の詐欺被害 台湾籍の男を逮捕【愛媛】

警察官になりすまして電話をかけ、松山市内の男性から現金あわせておよそ3400万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで台湾籍の男が警察に逮捕されました。 松山東警察署によりますと、逮捕された台湾籍の48歳の男は、今年9月、松山市内に住む70代の男性の自宅を訪れ、現金1430万円をだまし取った疑いが持たれています。 被害に遭った男性は、警察官になりすました台湾籍の男の共犯者から、「あなたの口座が犯罪に使われています」「調査員に取りに行かせます」などとうその電話を受けていて、調査員として自宅を訪れた台湾籍の男に現金を手渡したということです。 男性は、さらにその後、2回にわたり、市内の金融機関の窓口で現金およそ2000万円を容疑者らが管理する口座に振り込み、だまし取られていました。そして、男性が3回目の振り込みをしようと窓口を訪れたところ、容疑者らの管理する口座が凍結されていることが判明し、金融機関から警察に通報があったということです。 警察は、今後の捜査に支障があるとして、台湾籍の男の認否を明らかにしていません。 台湾籍の男には複数の共犯者がいるとみられ、警察では余罪があるとみて詳しく調べる方針です。

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