西畑大吾主演『マトリと狂犬』狂気溢れる予告公開 森田想、本宮泰風ら追加キャストも

2026年1月20日よりTBS/MBSドラマイズム枠で放送される、なにわ男子の西畑大吾主演ドラマ『マトリと狂犬』の予告映像が公開。あわせて追加キャストと主題歌が発表された。 本作は、『カバチタレ!』や『極悪がんぼ』などの田島隆が原作、マサシが漫画を担当し、2021年より『ヤングチャンピオン』(秋田書店)で連載されている『マトリと狂犬 -路地裏の男達-』を実写ドラマ化する、麻薬の怖さと裏社会のリアルを描いたアクションエンターテインメント。 監督を務めるのは、お笑い芸人として活躍する一方、『漫才ギャング』『サンブンノイチ』『OUT』『ドロップ』(WOWOW)など数々のヒット作を手がけた品川ヒロシ。脚本は、品川自らも加わりながら、『Qrosの女』(テレ東系)、『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)などの服部隆が担当する。 六本木のクラブで起きた薬物殺害事件。客がコカインの過剰摂取でウエイターを刺し、自らも死亡した。この客に薬を売ったのは、売れっ子子役からの転落人生で、「薬物の売人」をしていた梅沢恭之介。この事件を追う麻薬取締官(通称・マトリ)の黑崎徹は、薬物に対する異常なまでの執念を持っている。いつものように梅沢が、仲間とアパートで麻薬のパケを作っていると、そこにマトリがガサ入れにやってきて……。その場から間一髪で抜け出した梅沢だったが、勘の鋭い黑崎に捕まり、逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫され、梅沢は黑崎の「S」になることに。そんな矢先、警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗に逮捕されてしまった梅沢は、葛城からも「警察のスパイになれ」と命令される。こうして梅沢は、“マトリと警察のダブルスパイ”という地獄の立場に追い込まれていく。土壇場で信じられるのは誰なのか。 新たに発表されたキャストが演じるのは、西畑演じる梅沢を取り巻く個性豊かな面々。森田は薬物漬けにされてしまう女子大学生・杉原葵役、九条はそんな葵を薬漬けにする千葉のローカルタレント・加賀響役、木村はそんな薬物犯罪者を追う麻薬取締部捜査第一課課長・新庄丈役、少路派新庄の部下である麻薬取締官の灰沼太一役、山谷は捜査第一課で唯一女性である麻薬取締官の青島遥役をそれぞれ演じる。 また、麻薬取締官の稲葉瑛二役で山下、梅沢(西畑大吾)を絶体絶命の窮地に追いやる過激すぎる半グレ組織のボス・松原努役で平埜、指定暴力団・佐伯組組長の佐伯竜役で深水、加賀に薬物をあっせんしていた食品メーカー二代目社長・永田紀明役で趙が出演。さらに、向井理演じる葛城の上司・警視庁組織犯罪対策部・部長の鬼塚桃蔵役に本宮が扮する。 公開された予告映像には、主演・西畑を取り巻く狂気的な環境が映されている。 また、オープニング主題歌は茨城県出身の4人組バンド・オレンジスパイニクラブが本作のために書き下ろした楽曲「blur」に決定。アップテンポで絶体絶命の窮地に立たされながらも生きることを諦めない梅沢の強い心情を描いているかのような楽曲となっている。そんな主題歌を担当するオレンジスパイニクラブのスズキナオト(Gt,Cho)からはコメントも到着した。 ・スズキナオト(オレンジスパイ二クラブ/Gt,Cho)コメント 打ち合わせの際、品川監督から主人公目線でのイメージを共有してもらった。 「右に落ちれば地獄で左に落ちれば正義」 「正義とうたいすぎず、ギリギリで危ないところを生きている」 「何が正しいか明確な答えがない世界」 正義や悪ってのは曖昧で「自分にとっての正義が誰かにとって悪」なんてありきたりだけど、つくづく輪郭が無く終わりの無いテーマだな、と感じる。だからこそ、どこにフォーカスを当てるのかものすごく悩んだ。今回はあえてその曖昧さをテーマにした。 タイトルは「blur」 曖昧のほかにおぼろげのような意味もある。 なにかと答えの出ない時代ですが「この曲がこのドラマの主題歌でよかった」と多くの人に思っていただけたら嬉しいです。

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