杉田和博元官房副長官死去…カメラの前で初めて語ったオウム真理教事件、警察庁長官銃撃事件、官房副長官の日々

安倍政権や菅政権で官僚トップの官房副長官として長く政権を支えた警察庁出身の杉田和博氏が21日、亡くなった。84才の突然の訃報だった。 筆者が杉田氏と初めて会ったのは1995年に担当記者となった警察庁で、杉田氏は警備局長としてオウム真理教事件の捜査の陣頭指揮にあたっていた。 この年の3月に地下鉄サリン事件が発生、警視庁などが山梨県上九一色村(当時)の教団本部などの強制捜査に入り、一連の教団の事件に関わった幹部や信者らが逮捕される中、サリンなど化学兵器や生物兵器によるあらたなテロ事件の発生も警戒された。

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