「高齢男性が危険な運転をしている」との通報で発覚 放置自転車を持ち去った疑いで無職の男(72)逮捕 仙台

仙台市内の路上に放置された他人の自転車を警察に届け出ずに持ち去ったとして無職の男が逮捕されました。 発覚のきっかけは、「自転車に乗った高齢男性が危険な運転をしている」との110番通報でした。 占有離脱物横領の疑いで逮捕されたのは、宮城県川崎町前川の無職の男(72)です。 警察によりますと男は12月23日午前9時半頃、仙台市宮城野区の路上に放置された他人の自転車を、警察に届け出ずに持ち去った疑いが持たれています。 23日午後2時半頃に、仙台市太白区で「自転車に乗った高齢男性が危険な運転をしている」との110番通報があり、警察官が自転車に乗る男に職務質問したことで今回の事件が発覚しました。 男は、車道で蛇行運転をしていました。 男は取り調べに対して、容疑を認めているということです。 この自転車は、仙台市青葉区の80代男性のもので、今年10月に男とは別の何者かに盗まれ、被害届が出されていました。 男が自転車を見つけた際には、自転車には鍵はかかっていませんでした。 警察によりますと「占有離脱物横領罪」は遺失物や漂流物などを持ち去った際に適用され、「窃盗罪」とは区別されます。

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