28日未明、飯塚市の繁華街で、飲食店アルバイトの男性の顔を殴り、けがをさせたとして、47歳の男が現行犯逮捕されました。 直前に近くで別の男性が腹部を刺される殺人未遂事件が発生していて、警察で関連を調べています。 傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、飯塚市庄司の職業不詳、男澤城司容疑者(47)です。 警察によりますと、男澤容疑者は、28日午前4時すぎ、飯塚市飯塚の路上で、近くのビルに入っている飲食店の男性アルバイト(20)の顔面をこぶしで殴り、けがをさせた疑いがもたれています。 午前4時ごろ、男性アルバイトの店が入るビルの5階非常階段で、40代とみられる客の男性が腹部を包丁で刺される殺人未遂事件が発生していて、男性アルバイトは逃走した男澤容疑者を追いかけて、声をかけたところ、殴られたとみられています。 刺された男性は、搬送時、意識はあったということです。 警察の調べに対して、男澤容疑者は、容疑を否認していて、「殴っていません抵抗しただけです」などと話しているということです。 男澤容疑者は、ビル5階の飲食店で、刺された男性らと数人で飲酒していたとみられ、警察では、殺人未遂事件との関連も含め、経緯を詳しく調べています。