自動車の危険運転の様子を通行人がSNSに投稿したところ、警察が即座に動き、容疑者の逮捕と車両押収に踏み切った。市民の通報動画が、命に関わる無謀運転を止める引き金になった。 インド誌「インディア・トゥデイ」によると、デリー在住のニシャントは環状道路で撮影した危険運転の動画をSNSに投稿し、デリー警察にしかるべき対応を求めた。投稿には「致命的な事故につながりかねない」として厳正かつ迅速な処置を求める文言が添えられ、撮影時刻も明記していた。 警察は通報を受け、FIR（第一報告書）を登録し、容疑者を逮捕したうえで、車両を押収したと報告。ネット上では警察の対応の早さと、声を上げた市民の行動を称賛する声が相次いだ。深夜の無謀運転が見過ごされがちな問題だとして、当局も危険運転の取り締まり強化を呼びかけている。