投資・ロマンス詐欺被害21億円超、昨年の福島県内…過去最悪 なりすまし13億円

福島県警は7日、交流サイト(SNS)を悪用した「投資・ロマンス詐欺」と「なりすまし詐欺」の昨年1年間の認知状況を発表した。投資・ロマンス詐欺は被害件数が140件(前年比30件増)、被害額が21億91万円(同9億2140万円増)で、なりすまし詐欺は被害件数が204件(同84件増)、被害額が13億4942万円(同9億4578万円増)に上った。被害額は投資・ロマンス詐欺が前年の約2倍、なりすまし詐欺が前年の3倍以上となり、いずれも過去最悪だった。 県警は被害額が過去最悪となった理由について「1件当たりの被害額の高額化が要因」と分析している。 県警によると、投資・ロマンス詐欺の被害状況のうち、投資詐欺は71件、13億2306万円(前年比22件増、9億1840万円増)で、被害額が前年の3倍以上に急増した。ロマンス詐欺は69件、7億7785万円(同8件増、300万円増)だった。 県警生活安全企画課は年代を問わずに詐欺被害に遭っていると指摘し「会ったことがない人の甘い誘いには乗らないよう注意してほしい」と呼びかけている。 なりすまし詐欺の被害状況を手口別で見ると、警察官や弁護士などを装って金銭をだまし取る「オレオレ詐欺」が110件、10億8139万円(前年比80件増、7億8040万円増)と半数近くを占め、前年の3倍以上となった。次いで架空料金請求詐欺が56件、1億3410万円(同1件減、7480万円増)だった。 同課は警察官をかたる手口が多くを占めているとし「本物の警察官が警察手帳や逮捕状を画像やビデオ通話で見せることはあり得ないので、安易に信頼しないでほしい」と訴えている。

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