複数のベトナム人の在留資格を取得するため虚偽の申請をしたとして、大阪府警は行政書士の50代の男=宮城県=を有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。逮捕は7日付。 男は府警の調べに対し、日本人ブローカーの依頼で在留申請を行い報酬を受け取っていた、と説明しているという。 府警は同様の手口で入国した外国人が他にもいるとみており、別の事件への関与についても調べている。 出入国在留管理庁によると、事前に国に届け出をした行政書士や弁護士は、外国人の在留関係の申請や手続きをすることができる。 捜査関係者によると、男は2024年5月ごろ、ウェブ上で複数のベトナム人の男性の在留申請をする際、男性らが実際には雇われていない会社名を受け入れ先企業として偽って記載。同庁のサーバーに送信した疑いがある。 申請時に男が記載した会社は外国人の受け入れ実績がある企業で、同庁は申請を受け、男性らに対し、技術者や通訳などの高度人材を対象とする「技術・人文知識・国際業務(技人国)」の在留資格を認定したという。 男性らは認定を受けた後に入国し、他の会社で働いていたという。(宮坂知樹)