「私は王だ」叫んだトランプ氏、支持層の結集呼びかけ…「中間選挙で負ければ弾劾される」(2)

◇「議会暴動」擁護し「愛国市民」を召喚 トランプ大統領が共和党議員に向かって「支持層結集」戦略を求めたこの日、ホワイトハウスの公式ホームページには「01.06.2021」という別の公式コーナーが開設された。5年前、大統領選挙の結果に不服を唱えたトランプ大統領の支持者たちが議会を占拠し、無差別暴力を振るった事件を擁護する内容だ。 該当コーナーは、デモ隊の処罰を主導したナンシー・ペロシ当時下院議長をはじめとするトランプ大統領の「政敵」たちの白黒写真を並べた後、「トランプ大統領は歴史的な過ちを正し、不当に処罰された米国人を釈放して、法の下の公正さを回復した」と紹介した。 警察官ら150人が負傷し10人余りが死亡した事態を招いたデモ隊については、「残酷に過度な起訴をされ、適正手続きを否定され、政治的人質として捕らえられていた愛国市民たち」と表現した。 ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、トランプ大統領の選挙不服発言がこの1年間で約150回に達すると集計した。トランプ大統領はこの日の研修会でも「当時の選挙は操作された」という言葉を繰り返した。その上で「彼ら(メディア)は、ペロシに(デモ解散のために)1万人の軍人の提供が提案されていた事実はもちろん、『(デモ隊が)平和的かつ愛国的に議事堂へと行進した』ということも報道しなかった」とし、根拠の不明な主張を展開した。 トランプ大統領は昨年、再執権に成功した直後に検挙されていたデモ隊1600人を大量に恩赦または減刑した。ポリティコ(Politico)は、議会暴動当時にパイプ爆弾を設置した疑いで逮捕されたブライアン・コール容疑者の恩赦の動きが感知されると報じている。 これに対しCNNは、この日全米各地で繰り広げられた賛否集会を伝えながら、「あの日の根本的な事実は依然として深い分断を煽り相反する政治的現実を作り出している」と指摘した。

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