2歳児が洗濯機内に転落したことに気づいたのに、放置して死なせたとして、茨城県警は14日、同県土浦市中神立町、派遣社員山口裕利(ゆうき)容疑者(31)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕し、発表した。「助けることなく、その場を離れました」と話し、容疑を認めているという。 捜査1課によると、山口容疑者が昨年4月27日午前10時ごろ、当時住んでいた同県かすみがうら市下稲吉のアパートで、息子の葵衣(あおい)ちゃん(当時2)が、縦型洗濯機(幅53センチ、奥行き50センチ、高さ90センチ)の中へ頭から落ちたのを目撃したのにもかかわらず、約20分間放置して死なせた疑いがある。 同10時半ごろに「息子が息をしていない」と119番通報。葵衣ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。目立った外傷はなく、死因は窒息死だった。 洗濯機は子ども部屋に置いてあり、当時は使っていなかったという。山口容疑者は、妻と葵衣ちゃんとの3人暮らし。妻は仕事で外出中だった。 県警は、誤って落下した葵衣ちゃんを山口容疑者が放置したとみて調べている。(後藤隆之)