北海道・羅臼産の天然コンブ225kgを販売しておよそ65万円相当を横領した疑いで漁協の元職員の男が再逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは羅臼漁協の元職員吉田幸洋容疑者(41)です。 吉田容疑者は去年10月ごろ、漁協の倉庫で保管されていた天然コンブおよそ225kgを業者に販売して65万8千円を横領した疑いが持たれています。先月、漁協の関係者が「コンブの在庫と帳簿が合わない」と警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察の調べに対し吉田容疑者は「特にいうことはないです」と話しているということです。 吉田容疑者は先月20日にも、コンブおよそ45kg、15万6千円相当を横領した疑いで逮捕されていて、その際は「売ったことは間違いないが、何本売ったかは正確には覚えていない」と話していました。 警察はコンブの在庫と帳簿が一致していない部分が他にもあるため、余罪があるとみて捜査しています。