大阪市浪速区の市営住宅の一室で19日、高齢男性の遺体が見つかった事件で、この部屋に無断で入ったとして住居侵入容疑で逮捕されていた20代の男が「住人の首を絞めた」と話していることが、大阪府警への取材でわかった。 府警は20日、司法解剖の結果、男性の死因が首を圧迫されたことによる窒息死だったと発表。男の供述との関連を調べている。 捜査1課などによると、19日午後1時10分ごろ、同区浪速東2丁目の市営住宅の一室で、この男が「他人の家に入ったら、高齢の男性が死んでいた」と110番通報していた。 その後、男はこの部屋の住民ではないことが判明し、住居侵入容疑で現行犯逮捕されていた。 府警の調べに対し男は、遺体を発見する前、薬物の売買をめぐってトラブルになり、相手に追いかけられていたと説明。「適当に見つけたマンションに逃げ込んだ。住民が怒ってもみ合いになり、殴ったり蹴ったり首を絞めたりした」と話しているという。府警が慎重に裏付けを進めている。(宮坂知樹)