渋谷署のヤマシタはニセ警官だった…本物と信じ込み家族に相談せず塀の上に現金置く 80代女性が詐欺被害 静岡・沼津市

静岡県沼津市に住む高齢女性が、渋谷警察署の警察官を名乗る男らから嘘の電話を受け、現金やキャッシュカードをだまし取られました。女性は男らに自宅の塀の上に現金などを置くよう指示されていました。 警察によりますと14日、沼津市に住む無職の女性(80代)の自宅の固定電話に、NTTの職員を名乗る女や渋谷警察署のヤマシタを名乗る男などから電話があり、「携帯電話が使えなくなります」「犯人が使用する携帯電話があなた名義で契約されている」などと言われたということです。男らは電話やLINEのビデオ通話で「詐欺の嫌疑がかかっており、疑いを晴らすために資産を確認する必要があります」と、口座番号と暗証番号を聞いてきました。 女性は19日に「これから警察官が通帳、キャッシュカード、現金を受け取りに行く」などと言われ、言われるがまま、自宅の塀の上に現金15万円と通帳1通、キャッシュカード1枚を入れた封筒を置いたところ、何者かに持ち去られたということです。警察の調べでは、キャッシュカードからは現金50万円が引き出されていました。 女性は男を本物の警察官と信じ、口止めされたことを守り、家族に相談していませんでした。通帳の再発行をしようとした女性を不審に思った金融機関が警察に相談し、詐欺事件が発覚しました。 警察は、警察官などを名乗った組織的な特殊詐欺事件として調べるとともに、警察官や検察官が逮捕を回避するために現金を要求することはないと呼びかけています。

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