大阪府警の警察官が家宅捜索中に捜査対象の男性らを集団で暴行した事件で、関与した警察官12人が免職や停職などの懲戒処分を受けたと発表されました。上層部などの内部処分も含めると、対象は35人にのぼり、異例の大量処分となりました。なぜこのような事態になったのでしょうか。「大阪府警の集団暴行事件と大量処分」を解説します。 Q 大阪府警の警察官が大量処分された理由は? A 2025年7月、大阪市西区にあるオフィスビルを大阪府警の警察官が家宅捜索した際、捜査対象の男性たちを集団で暴行したことが発覚しました。国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」の関与が疑われた職業安定法違反事件の解明が目的でした。この暴行に関与した警察官が処分されました。 Q 警察官はどうして暴行したの? A 警察官たちは、押収したスマートフォンのロックを解除するために暗証番号を聞き出そうとし、暴行に及んだとされています。 Q 暴行の証拠があるの? A 捜索現場の防犯カメラが暴行の様子を記録していました。ただこの映像の存在を隠したり、不適切な書類作成を指示していたことも調査で判明しています。 Q 警察官たちはどんな処分を受けたの? A 捜査4課の警部補と巡査部長は特別公務員暴行陵虐罪などで逮捕・起訴されており懲戒免職になりました。他にも、同じ罪で在宅起訴された巡査部長ら4人は停職6カ月、他の警察官も減給などの処分を受けました。