トランプ氏がミネアポリス市長を「火遊びしている」と非難 発砲の捜査官2人は休職処分に

【ニューヨーク=本間英士】米中西部ミネアポリスで移民を取り締まる連邦捜査官が抗議中の米国人男性を射殺した事件を巡り、トランプ大統領は28日、自身のSNSで、連邦政府への批判を続けるミネアポリスのフライ市長を「火遊びをしている」などと非難した。トランプ氏は27日には緊張緩和の意向を示しており、ロイター通信は「ホワイトハウスからの矛盾したシグナル」だと指摘した。 フライ氏は27日、政権の国境警備責任者のホーマン氏と協議を実施。会談後にX(旧ツイッター)で、ミネアポリスでは連邦法に基づく移民取り締まりを「今後も執行しない」とした上で、地域の安全を守ると表明していた。 トランプ氏はこのフライ氏の発言を問題視。「誰か彼に、この発言は極めて重大な法律違反だと説明してくれないか」と警告した。ボンディ司法長官は28日、連邦当局の法執行を妨害したとして、ミネソタ州で16人の「暴徒」を逮捕したと発表。「さらなる逮捕者が出る見込みだ」とした。 一方、米主要メディアは28日、国土安全保障省の話として、米国人男性に発砲した連邦捜査官2人が休職処分になったと報じた。 ミネソタ州の連邦地裁は28日、同州在住の合法的な難民に対する拘束を一時停止するよう国土安全保障省などに命じた。米国永住権(グリーンカード)申請中など、不法とは断言できない人々が拘束されるケースが相次いでいた。ロイター通信などが報じた。

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