学生を狙った痴漢事件の増加に警告、受験シーズン迎えて 日本

(CNN) 日本の警察は、女子学生に対し、特に電車内での痴漢行為に注意するよう呼びかけている。犯人たちは、受験シーズンで学校に遅刻できないため、学生が事件を通報する可能性が低いことを認識しているという。 東京を訪れたことがある人なら、すぐ後ろに潜んでいるかもしれない痴漢に注意するよう警告するポスターを見たことがあるだろう。あるいは、一般市民が痴漢行為の現場を取り押さえる様子を捉えたSNSの動画を見たことがあるかもしれない。 政府のデータによれば、こうした犯罪は増加傾向にあり、東京では女性の約2人に1人が人生のある時点で痴漢被害を経験しているという。 被害に遭った人たちは、恐怖のあまり声を上げることができなかったと明らかにした。 こうした犯罪の多くは、毎日数百万人が利用する通勤ラッシュ時の列車内で起きている。 しかし、いま、もうひとつ憂慮すべき傾向がある。 1月の受験シーズンに学生らが狙われている。重要な日に遅れるわけにはいかないため、被害に遭っても声を上げにくい――そう考えられている。 日本のSNSには、受験期間を「試験の日は痴漢日和」や「受験シーズンは痴漢の祭典」などとする投稿さえ見られる。 この問題に対処するため、警察は受験シーズン中、駅での警戒や巡回を強化し、列車内での啓発キャンペーンを実施している。さらに、ネット上の投稿に直接対応し、加害者は逮捕されると警告している。 周囲の人に声を上げるよう呼びかけるとともに、迅速に当局へ通報できるアプリの活用も促している。

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