ホストクラブで売掛金を負わされた女性に法定の上限を超える金利で金を貸したとして、警視庁は、派遣社員の田口太陽容疑者(36)=東京都豊島区=を出資法違反(高金利)の疑いで逮捕し、30日に発表した。「お金を貸したことや利息を受け取った記憶は全くありません」と容疑を否認しているという。 生活経済課によると、容疑者は2022年7~9月、20代の女性から法定の上限を超える89万1000円の利息相当額を受け取った疑いがある。同課は今月28日、事件の関係先として港区の山口組系暴力団事務所を家宅捜索した。 女性は新宿区歌舞伎町のホストクラブで約80万円の売掛金を負わされ、容疑者から22年3月に25万円を借りていた。容疑者と女性の間で交わされた契約書では、借金の「担保」として、容疑者の知人が経営する風俗店での勤務や、性的な映像への出演を約束させていたという。 容疑者側が女性の家族のもとに取り立てに押しかけることもあったという。女性が23年10月に警視庁に相談して発覚した。(太田原奈都乃)