他人名義のキャッシュカードを不正使用し、現金100万円を別口座に送金したとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は6日、電子計算機使用詐欺の疑いで、ベトナム国籍で住居不定の無職、ホアン・バン・タイ容疑者(29)を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。 同課によると、特殊詐欺グループの現金引き出し役「出し子」とみられる。府警は、容疑者が出入りしていた大阪市内の一軒家から他人名義のキャッシュカード約550枚や通帳約40通、スマートフォン約10台などを押収した。 この一軒家には容疑者以外にも複数人が出入りしており、府警は「出し子」の拠点となっていた可能性があるとみて実態解明を進めている。 逮捕容疑は何者かと共謀し、2月、他人名義のキャッシュカードで、容疑者が管理する口座に100万円を送金したとしている。大阪府内の60代男性が警察官をかたる手口にだまされて100万円を指定された口座に振り込み、その口座から別口座に移しかえていたという。