兄弟2人でドラッグストアから健康食品を万引きか 弟に万引きを指示した疑いでべトナム国籍の男(39)に逮捕状 警視庁

都内のドラッグストアから健康食品を万引きするよう弟に対して指示を出したとして、警視庁がベトナム国籍の男(39)の逮捕状を取ったことが分かりました。 捜査関係者によりますと、窃盗の疑いで警視庁が逮捕状を取ったのは、ベトナム国籍のグエン・チョン・チュン容疑者(39)で、去年11月下旬、東京・荒川区のドラッグストアから健康食品5点、およそ2万7000円分を万引きするよう実行役に指示をした疑いがもたれています。 この事件では実行役として、弟のグエン・チョン・トゥ被告(25)が既に逮捕・起訴されています。 弟のトゥ被告は「兄からの指示で万引きした」と供述していて、兄のチュン容疑者がフェイスブックを通じて指示を出していたとみられています。 実行役で弟のトゥ被告が盗んだ商品は、都内にある貿易会社を経由してベトナムに発送され、指示役で兄のチュン容疑者が現地で売却していたとみられるということです。この兄弟2人による余罪は140件以上、被害額は2200万円以上にのぼるとみられています。 警視庁は今月、ドラッグストアから万引きした大量の化粧品などをベトナムに送っていた別のグループの指示役2人の逮捕状も取っていて、複数のベトナム人グループが窃盗を繰り返しているとみて捜査を進めています。

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