業務上必要のないiPadを発注し、会社に損害を与えたとして、大阪府警は18日、家電大手シャープの元部長、田中康一容疑者(58)=懲戒解雇、堺市南区=を背任の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。 捜査関係者によると、田中容疑者はシャープの「ブランド推進部」の部長を務めていた。 逮捕容疑は2022~24年、業務上必要のないiPadを関係会社に発注して納品させ、シャープに計約7800万円を支払わせ、そのうち正規の支払い分を除く約4800万円の財産上の損害を与えたというもの。 iPadは買い取り業者に売って換金し、ギャンブルなどに使っていたという。 シャープは24年12月に田中容疑者を懲戒解雇していた。昨年1月、シャープから府警に計2億円を超える田中容疑者による被害相談があり、捜査していた。(小島弘之、黒田陸離)