韓国の尹錫悦前大統領に無期懲役判決 非常戒厳などを「内乱」と判断

2024年12月に非常戒厳を出し、内乱を首謀した罪などに問われた韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領に対し、ソウル中央地裁は19日、無期懲役(求刑死刑)の判決を言い渡した。非常戒厳の宣布や国会への軍投入などを刑法上の「内乱」に当たると判断した。 韓国刑法は内乱について、国家権力を排除し、国憲を乱す(憲法機能を消滅させる)目的で暴動を起こすこととし、首謀者には死刑や無期懲役、無期禁錮を科すと定める。韓国には死刑制度があるが、1997年を最後に執行はなく、事実上の死刑廃止国とされる。韓国メディアによると、近年では軍内の銃乱射事件で2016年に確定判決が出るなど、死刑判決自体は出ていた。 起訴状などによると、尹氏は戦時など国家非常事態でないにもかかわらず、金竜顕(キムヨンヒョン)前国防相らと共謀し、違憲、違法な非常戒厳を宣言。軍と警察を動員して国会を封鎖し、非常戒厳の解除要求決議案の採択を妨害して政治家らを拘束しようと試みた。

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