滋賀県警守山署は20日、滋賀県野洲市の50代の男女2人が、それぞれ郵便局員をかたる人物らから現金約6900万円と約1千万円をだまし取られたと発表した。いずれも詐欺事件として捜査している。 同署によると、団体職員の女性(56)は先月12日、郵便局員を名乗る人物から「届いた荷物に携帯電話と身分証明書が入っている。犯罪に関わっている可能性がある」との電話を受けた。続けて福岡県警の警察官をかたる男とLINE(ライン)のビデオ通話でやり取りするようになり、警察手帳や逮捕状のようなものを見せられて信じた上、「お金を暗号資産に替えて調査する」などと言われ、同27日までに計13回計約6900万円を送金した。 また、介護福祉士の男性(59)も同月中旬、同様の手口で郵便局員や福岡県警警察官という男から「容疑がかかっている」「口座の金を暗号資産会社で調査する」などと言われ、今月3日までに8回にわたって計約1千万円を送金したという。