アフリカ・ウガンダの元子ども兵の社会復帰支援を2年にわたって追ったドキュメンタリー映画「RETURNEES(リターニーズ)」が、ユーロスペース(東京・渋谷)で公開されている。現地在住で長年支援に関わるNPOテラ・ルネッサンス理事、小川真吾さんの活動に密着し、日常を丁寧に描きながら、子ども兵を生み出した複雑な政治情勢にも斬り込んでいく。昨年末に行われた試写会イベントでは、帰国した小川さんと、計8回の現地渡航を重ねた監督の菊地啓さんが、それぞれの思いを語った。(副編集長・藤田淳) ウガンダはアフリカ東部の赤道直下に位置する内陸国で、政府軍と武装勢力の「神の抵抗軍(LRA)」による紛争が長らく続いている。LRAは兵力不足を補うため、3万人以上の子どもを誘拐し、兵士として戦わせるなどしてきた。 そんな過酷な人生を送った「帰還者(リターニーズ)」たちの社会復帰を支えるのが、日本のNPOテラ・ルネッサンスだ。