リオデジャネイロ州政府が23日(月)に公表した最新の治安状況によると、今年のカーニバル期間中、州内の犯罪発生件数は減少傾向にあったという。 州政府によると、観光客を巻き込んだ事件は 43.5%減、携帯電話の窃盗・強盗や通行人を狙った犯罪は 32.88%減を記録した。 州政府が実施した「カーニバル2026作戦」では、2月13日から17日までの期間に731人が逮捕された。州政府は、今回の結果について「犯罪の減少と警察活動の実効性向上を示すもの」と評価している。 クラウジオ・カストロ州知事は、リオのカーニバルは「世界に向けたショーケース」であり、主要な治安指標の改善は「観光客と州民の楽しみに直接影響する」と述べた。 リオ州軍警察によると、今年のカーニバル期間中、盗難・強盗で奪われた携帯電話の回収件数は前年比211%増と大幅に伸びた。さらに、銃器の押収は46%増、模造銃の押収は 208%増を記録したという。一方、「飲酒運転取締り作戦」は期間中に 44件の取り締まりを実施。4,658人の運転者を検査し、858件の飲酒関連違反を確認した。これは全体の 18.4% に相当する。 また、サンボードロモ(マルケス・ジ・サプカイ通りのパレード会場)内では、山車を運転するドライバー100人以上が検査を受け、全員が基準をクリアした としている。 ビーチでの救助件数は増加 リオデジャネイロ州軍消防隊によると、今年のカーニバル期間中、海岸沿いでの救助活動は増加がみられたという。 同期間の海難救助は1,517件に達し、2025年の同時期と比べて172%増 を記録した。 州政府が公表した治安状況報告によると、治安プレゼンス強化プログラム「セグランサ・プレゼンチ」は、2月18日までに 44件の対応 を行った。同プログラムは、リオ州軍警察の活動を補完し、公共の安全、市民サービス、社会支援を目的として運用されている。 同プログラムではカーニバル期間中に1,444人の要員 を動員し、90か所の戦略ポイントに設置された390台の顔認証カメラを用いて監視を実施した。 また、サンボードロモでは、女性への暴力防止を訴えるキャンペーン「Não é Não!(ノーはノーだ。意思を尊重せよ)」に合わせ「ムリェール・プレゼンチ(女性治安プレゼンス強化プログラム)」のチームが強化配置された。 (記事提供/Agencia Brasil、構成/麻生雅人)