アメリカ・ネバダ州の空港で飼い主に置き去りにされたとされる2歳のゴールデンドゥードル(ゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬)が、最初の通報に対応した警察官に引き取られた。 ネバダ州ラスベガスの警察当局は2月22日、「胸が張り裂けるような遺棄行為から始まったこの出来事は、思いやり、チームワーク、そして地域連携の力強い実例へと変わった」とSNSに犬の進捗を投稿した。 この犬の飼い主は2月始め、ラスベガス郊外にあるハリー・リード国際空港で、犬を介助動物として同伴搭乗させるために必要なオンライン手続きを完了せず、犬を置き去りにしたとされ、動物遺棄および公務執行妨害の容疑で逮捕された。 警察が投稿したその時の映像には、飼い主がチケットカウンターで空港スタッフと犬を連れて話している様子が映っているが、その後、犬を置いたまま立ち去っている様子が確認できる。警察によれば、機内持ち込み手荷物サイズを計るための金属製の装置に犬をつないでいたという。 飼い主はそのまま出発ゲートへ向かい、そこで警察に呼び止められた。 警察は、「なぜ犬を置き去りにしたのかと尋ねると、飼い主は航空会社が犬との搭乗を認めなかったと述べ、さらに犬には追跡装置が付いている…つまり、動物をその場に残しても、自分のもとに戻るから問題ないという主張をした」という。SNSでは、飼い主の行動を批判する声が相次いだ。 その後飼い主は、連行される際に「反抗的」な態度を取り、拘束しようとする警察官に抵抗したという。 犬は当局によって「Jet Blue(ジェット・ブルー)」と名付けられ、動物保護サービスに引き取られたが、義務付けられた10日間の保留期間を経て、ラスベガスの非営利団体「レトリーバー・レスキュー」へと移された。 同団体の広報担当者はジェット・ブルーの性格について、「愛情深く、穏やかで、とても社交的。誰に対しても信頼と温かさをもって接します。彼が経験したことを思えば、それはとても驚くべきことです」とPeople誌に語った。 ジェット・ブルーには、数千件にのぼる里親への応募があったが、救助に携わったラスベガス警察の警察官、スキ―ター・ブラックさんの家族のもとに迎えられることになった。ブラックさんと家族は約半年前からゴールデンドゥードル犬を探しており、ジェット・ブルーと出会う数カ月前にはすでにレスキュー団体から里親になるための承認を受けていたという。 「今日、彼が最も必要としていたときに手を差し伸べた人々に囲まれて、ジェット・ブルーの新たな旅が始まる」と、警察は述べた。 ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。