いわゆる「トクリュウ」とみられる犯行グループによる特殊詐欺事件で、広島県の80代女性からだまし取った通帳を使い、現金50万円を盗んだとして、大阪府の18歳の男子高校生が2月24日に窃盗容疑で再逮捕されました。 この男子高校生は、3日に松江市内でだまし取った通帳を使い現金を引き出そうとしたところを逮捕されていて、その後の調べで今回の犯行が明らかになりました。 再逮捕されたのは、大阪府阪南市の18歳の男子高校生です。 松江警察署などによると、この男子高校生は2月2日、広島県の80代女性に対する特殊詐欺で、「還付金の受け取り手続きのため、通帳を一時的に預かる必要がある」などとの嘘を信じた女性の家を訪問して通帳1通を騙し取り、広島県内の金融機関のATMで現金50万円を引き出したとして、窃盗の疑いが持たれています。 この男子高校生は、翌3日までに隣の島根県松江市に移動し、同じ通帳を使い市内の金融機関のATMから現金50万円を引き出そうとしましたが、すでに警察が捜査していたため、ATMの警報が作動。駆け付けた警察に窃盗未遂の容疑で緊急逮捕されていました。 その後の調べで、前日の広島での犯行が明らかになり、24日の再逮捕に至りました。 調べに対しては、2つの事件ともに容疑を認めているということです。 警察は、これらの事件が匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」による犯行で、男子高校生は、「受け子」や「出し子」の役割をしていたと見ていますが、高校生がどのような経緯で犯行グループに加わったのか調べるとともに、さらにこのほかのメンバーの逮捕へ捜査を進めています。