僧侶が13億円横領 違法オンライン賭博に流入か タイ

【バンコクAFP時事】タイ警察は15日、信徒からのお布施など少なくとも3億バーツ(約13億円)を横領したとして、首都バンコク西郊の有名な仏教寺院ワット・ライキンの僧侶を逮捕した。 寺院の資金の流れを追跡したところ、違法オンライン賭博のネットワークに行き着いたという。 ワット・ライキンは1851年に建立されたとされる由緒ある寺で、ブッダの足跡で有名。人口のほとんどを仏教徒が占めるタイの寺院は、お布施が主な収入源だが、SNSでは「次に善行をするなら、寺ではなく病院や学校に寄付する」などとの声が上がっている。 捜査当局は「(僧侶逮捕は)われわれの宗教を浄化する助けになる」としている。

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