タクシー会社の名義を貸して緑ナンバーでの「白タク」(無許可のタクシー営業)をさせたとして、大阪府警交通捜査課は27日、道路運送法(名義利用の禁止)違反容疑などで大阪市旭区中宮の運送業、刘宣余(リウ・シュエンユー)容疑者(37)=中国籍=ら男女4人を逮捕、書類送検したと発表した。 同課によると、刘容疑者は正規のタクシー会社の前代表取締役。雇用関係のない20~40代の男5人が使う車を自社の車と偽って登録することで、5人が緑ナンバーを付けて白タク行為をするのを可能にさせていた。 見返りとして、1台あたり月8万~10万円を徴収。これまでに約100台の名義貸しを行い、3500万円以上を受け取っていたとみて実態解明を進めている。 同課は同法違反(無許可経営)容疑などで5人も摘発。5人は主に中国人旅行客を関西国際空港やホテルから京都、奈良といった観光地に運び、売り上げの総額は5千万円以上の可能性があるという。 刘容疑者の逮捕容疑は共謀し、昨年6月~今年1月、雇用関係がない5人が使う車をタクシー会社のものと偽って登録し、白タクをさせたとしている。共謀関係について一部否認している。