40年未解決の連続殺人事件を暴いた「DNA家系図」 究極の個人情報は事件解決の“鍵”か、人権を脅かす“禁じ手”か… 遺族が託す一縷の望み【幻のらせん 未解決事件の26年 – 後編】

1999年、名古屋市西区で起きた主婦殺害事件。現場には犯人のDNAが残されていたにもかかわらず、容疑者逮捕には26年という長い歳月を要しました。 日本のDNA捜査は、すでに警察が持つデータと照合することしかできず、身体的特徴を含むDNAの情報も使用しないことになっています。遺族の高羽悟さんは仲間とともにDNA捜査の拡充を訴えていますが、人権や技術の壁に阻まれ、いまだ実現には至っていません。 足踏みを続ける日本をよそに、アメリカでは革新的なDNA捜査により、40年以上も迷宮入りしていた連続殺人事件の犯人を追い詰めていました。しかし、その裏では「監視社会につながる」といった論争も。 DNAという究極の個人情報をどこまで捜査に委ねるべきなのか。DNAは遺族の最後の希望になれるのか…。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加