SNSで知り合った奈良県内の女子高校生に、妹である中学生にわいせつな行為をするよう指示したとして、福岡県に住む会社員の24歳の男が逮捕されました。男は、女子高校生の性的な動画の拡散を示唆し、妹のわいせつな動画を送るよう指示していたということです。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、福岡県久留米市に住む会社員の岡部圭吾容疑者(24)で、今年7月、奈良県内に住む女子高校生に、わいせつ動画を拡散することを示唆した上で、妹の女子中学生の胸をさわるなどのわいせつな行為をさせた疑いがもたれています。 警察によりますと、岡部容疑者は今年6月、SNSで知り合った女子高校生に「ペイペイあげるから」などと言って、下着姿や裸の動画を送るよう指示。その後、要求がエスカレートして、「動画を拡散する」などと示唆し、妹の動画も送るよう命じたということです。 女子高校生は、就寝中の妹の胸を触るなどの動画を撮影して岡部容疑者に送りましたが、行為に気づいた妹が母親に伝え、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察の調べに対し、岡部容疑者は「間違いありません」と容疑を認めた上で、「素人のわいせつ動画に興奮する」という旨の供述をしているということです。 岡部容疑者の携帯電話の履歴には、他の女性とも同様のやりとりが残っていたということで、警察は余罪についても調べを進める方針です。