津田健次郎“紀介”、ラストでの渾身の一撃に視聴者「内側に秘めてる狂気があるよね!?」<ラムネモンキー>

反町隆史、大森南朋、津田健次郎がトリプル主演を務めるドラマ「ラムネモンキー」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第9話が3月11日に放送された。ヒューマンコメディーではありつつ、恩師失踪の件でどんどんミステリーが深まっていく展開。ラストは紀介(津田)の行動に視聴者が驚いた。(以下、ネタバレを含みます) ■中学校の同級生3人が37年ぶりに再会し、青春を取り戻す 同ドラマは、「コンフィデンスマンJP」「リーガルハイ」などを手掛けた脚本家・古沢良太氏の最新作。 主人公となるのは、大手商社勤務の吉井雄太(反町)、映画監督の藤巻肇(大森)、理容師の菊原紀介(津田)という、見た目も性格もバラバラな3人組。中学時代の1988年、雄太は通称ユン、肇は通称チェン、紀介は通称キンポーと呼ばれ、映画研究部でカンフー映画の制作をしながら、熱い青春を過ごした同級生だ。 51歳となり、「こんなはずじゃなかった」と三者三様に人生に行き詰りを感じていた中、37年ぶりに再会。3人が通うカフェの店員・西野白馬(福本莉子)の協力も得て、かつての映画研究部顧問教師・マチルダ(木竜麻生)の謎の失踪事件を追いながら、もう一度“青春の輝き”を取り戻す様を描く。 ■紛失していたビデオテープに隠し撮りされていたものが判明 「1988青春回収ヒューマンコメディー」から「1988青春回収ミステリー」へ。雄太たちが顧問失踪の謎を追いかけていたことが、現代にまで不穏な展開を呼び起こしてしまった。 中学時代に制作していた映画のNo.12とナンバリングされたビデオテープが見つかったが、カビだらけで業者に除去してもらうことに。 そんなとき、雄太は妻の絵美(野波麻帆)から連絡を受け、急いで帰宅する。自宅には娘の日常を盗撮した写真が送りつけられ、外出していた絵美のコートは知らないうちに背中を刃物で切り裂かれていた。かつてマチルダも衣服を切り裂かれていた。だが、雄太が抱えている訴訟の関係かもしれず、同じ会社で専務取締役を務めている兄の健人(松村雄基)に警備をつけてもらうよう頼んだ。 ビデオテープが修復され、雄太たちは白馬とともに中身を確認する。すると、自分たちが撮影したもの以外に、黒江の婆さん(前田美波里)を隠し撮りしたものがあった。黒江の婆さんの自宅が火災にあう3日前のものだった。 映像は不鮮明だが、音声も合わせると、まちの再開発に関わっていた不動産会社の人物がいることが分かる。その会社はバブル崩壊後に倒産し、そこを雄太が勤める会社が吸収合併していた。さらに、映像には、現在は大物代議士となった加賀美六郎(高田純次)の姿も。 そして、雄太たちの撮影パートで、ある記憶がよみがえる。健人のことを“クラーク”と呼んでいたのだ。No.12のビデオテープを見つけたとき、「Don’t trust Clark(クラークを信じるな)」というメッセージが入っており、健人のことだと思われた。 ■雄太の兄・健人が危険性を忠告する かつて新聞記者を目指していたが商社に就職した健人。そこにもまちの再開発のきな臭さが関連したのか。そしてそれは今も…。かつて映研の部室代わりの場所で、今は白馬がアルバイトしているカフェに、ビデオテープを奪おうと忍び込んだのが雄太の部下である若手社員だったことからも、健人への疑いが増していく。 雄太たちは、健人に会いに行った。マチルダは、まちの再開発事業には不正がつきものだから市民が目を光らせなければならないと言っていた“正義の味方”の健人に相談したのではないかと問う。 健人は部下に監視させていたのは認めたが、「お前たちに一線を越えさせないため」だった。しかし、「もうお前たちは虎の尾を踏んだのかもしれない。怒らせちゃいけない相手を怒らせた」として、「全部お前たちがつくった空想」とするよう忠告した。 ■マチルダを沼に沈めた人物が自白? あきらめきれない雄太は、これまで調べてきたことをもう一度見直そうと提案する。そこで、白馬が人骨発見現場でマチルダの持ち物を見つけたときに雄太が「俺たちのせい」と発したことが気になっていると言った。それは発言者本人の雄太も引っかかっていたが、なぜかは思い出せなかった。 そのほか気になる点を挙げていく3人。そして、鶴見巡査(濱尾ノリタカ)の協力で、「多胡秀明」という人物にいきつく。 白馬とともに会いに行くと、雄太は彼がかつて「アホの八郎」と呼んだ人物だと気付く。雄太たちの上映会でも悪態をつき、反社の組織に入りたがっていたならず者だ。 多胡(梶原善)は、黒江の婆さんの家に車で突っ込んだのは自分だとすぐに認めた一方で、マチルダを沼に沈めたことを問われると明らかに動揺してはぐらかそうとした。「答えろよ」と迫る雄太を引き止めた肇が「冷静に考えて、アホの八郎にそんな大それたことができると思うか?できやしないよ、なぁ、八郎さん」とあおりつつ、殺人事件として立件されていないから逮捕されることはないと説明。 情報料的にお金を渡された多胡は「俺がやった」と告げ、「見くびるんじゃねえぞ」と笑い声を上げた。怒って殴りかかろうとした雄太を肇と白馬が止める。ところが、殴られる鈍い音がして多胡が倒れこんだ。殴ったのは紀介だった。 中学生の紀介がからかってきた不良相手にカンフー技を繰り出したのは第4話で描かれた。気弱な博愛主義者の紀介だが、いざというときの行動力があるのだ。 SNSには「キンポーってあの3人の中で一番マチルダへの思い入れ強そうだもんな」「紀介期待を裏切らない!」「キンポーの一撃、驚いたけどよくやった!」「キンポーは内側に秘めてる狂気があるよね!?」など反響があった。 かっこつけで多胡がでかい口を叩いた可能性も捨てきれないが、悲しみが漂うミステリー展開から目が離せない。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加