【大型ダンプ同僚男性殺人事件】無線でトラブル→ダンプで同僚2人に突っ込む→責任者の車も潰す 親族が温厚と語る男に何が

今月4日、北九州市小倉南区の採石場で大型ダンプカーで同僚の51歳の男性をひき殺したとして61歳の男が現行犯逮捕されました。 事件の直前、同僚とトラブルになり、大型ダンプで突っ込んだとされる男。 親族は「温厚だし、声を荒げたことも無い」と語っています。 男に一体、何があったのでしょうか? ■採石場で起きた凄惨な殺人事件 岩本大志記者「現場は交通量の少ないところにあります。近づくことはできませんが、物々しい雰囲気に包まれています」 今月4日、北九州市小倉南区新道寺の採石場で起きた凄惨な事件。 採石場の従業員、山崎雄二さん(51)が大型ダンプカーでひかれ、殺害されたのです。 若松康志記者「高橋容疑者を乗せた車が出てきました。これから身柄は検察に送られます」 殺人の疑いで現行犯逮捕されたのは、山崎さんの同僚、高橋博行容疑者(61)でした。 武藤繁カメラマン「殺人事件現場では、警察による実況見分が行われています。大型ダンプカーのタイヤの大きさは捜査員の背丈を優に超えています」 現場でいったい何が起きていたのでしょうか。 ■きっかけは無線でのトラブルダンプで2人に突っ込み、車も潰す 警察によりますと、高橋容疑者は自分が運転する大型ダンプカーに重機で石を積み込んでいた同僚の60代の男性と、無線でのやりとりでトラブルに。 それを聞いて駆けつけた山崎さんと60代の男性が立ち話をしていたところに高橋容疑者がダンプカーで突っ込んだとみられています。 さらに高橋容疑者は、トラブルを聞いて駆けつけた現場責任者の車にも突っ込んで、車を潰したということです。 トラブルになっていた60代の男性と、現場責任者の男性が逃げる際に軽傷を負っています。 ■容疑者の親族「信じられない」以前から同僚との間でトラブルか 取り調べに対し、高橋容疑者は「日頃から仕事でうっぷんがたまっていた」などと話し、容疑を認めているということです。 高橋容疑者の親族は「信じられない」と語りました。

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