イラン、「神への敵意」で有罪の3人に死刑執行 反政府デモ中に警察官殺害

【AFP=時事】イラン司法府は19日、反政府デモのさなかに警察官を殺害し、米国とイスラエルの利益になる作戦を実施したとしてモハレベ(神への敵意)の罪で死刑判決を受けた3人を処刑したと発表した。 昨年12月下旬に生活費高騰への抗議から始まり、1月8日と9日にピークを迎えた反政府デモに関連して有罪判決を受けた人物の処刑発表は初めて。 イラン司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」は、「1月の騒乱で、殺人罪とシオニスト政権(イスラエル)および米国の利益になる作戦を実施した罪で有罪判決を受けた3人がけさ、絞首刑に処された」と報じた。 3人は警察官2人の殺害に関与しており、モハレベの罪で死刑判決を言い渡された後に処刑されたという。 イラン当局は、抗議活動は昨年12月下旬に平和的なデモとして始まったが、その後、殺人や破壊行為を伴う「外国勢力に扇動(せんどう)された暴動」へと発展したと発表した。 イラン当局は、反政府デモで治安要員や居合わせた人を含む3000人以上が死亡したことを認めているが、暴力行為は敵対勢力が煽動した「テロ行為」によって引き起こされたと主張している。 一方、米国に拠点を置く人権団体「人権活動家通信社(HRANA)」は、イラン当局による弾圧で反政府デモの参加者ら7000人以上が殺害されたと記録しているが、実際の死者数ははるかに多い可能性がある。HRANAによると、逮捕者は5万人以上に上った。【翻訳編集】 AFPBB News

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