「中国大使館への自衛隊員侵入、警備体制に問題は?」問われた官房長官の答えは 警備の警察官を増強 自衛官逮捕についても「誠に遺憾」中国側に説明

25日午前の木原稔官房長官の記者会見で、東京・港区の中国大使館敷地に侵入した容疑で陸上自衛隊の3等陸尉が逮捕された事案についての質問が相次いだ。 まず記者が「逮捕された3等陸尉は調べに対し、『大使に面会し、日本に対する強硬発言を控えるよう伝えたかった』と供述しているということですが、この事案に対する政府の受け止めを伺います」と質問。さらに続けて「中国外務省は日本側に強く抗議し、事件の徹底調査と関係者の処罰を求めたと説明していますが、この点の事実関係と、政府としてどのように対応していく考えか伺います」と質問した。 これに対し木原官房長官は「昨日3月24日に現職自衛官の男が在京中国大使館の敷地内に侵入し、警視庁に建造物侵入容疑で逮捕されたものと承知をしております。法を順守すべき自衛官が建造物侵入の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾であります。また在京中国大使館については平素から警察が所要の警備を行っているところであり、結果としてこのような事案が発生したことは遺憾であります」と述べた。 続けて「本件に関し、中国側からは事案についての申し入れと再発防止の要請があり、日本側からは結果として現職自衛官による在京中国大使館の敷地内への侵入が発生したことは遺憾であり、関連の国際法および国内法令に従って関係省庁で連携し、再発防止も含め適切に対応していく旨を説明いたしました」と説明。 さらに「警察においては事案の解明に向けた捜査を進めるとともに、在京中国大使館の警戒にあたる警察官を増強配置するなどすでに所要の警戒強化策を講じていると承知をしており、引き続き今後の捜査で明らかになる事項も踏まえつつ、再発防止に向けて所要な対応をしてまいりたい」と述べた。 続いて別の記者が「結果的に被疑者の大使館への侵入を許したことについて警察の警備体制に問題はなかったか見解を伺います」と質問。 木原官房長官は「繰り返しになりますが、在京中国大使館については平素から警察が所要の警備を行っているところでありました。しかしながら結果としてこのような事案が発生したこと、これは事実であり、このことは誠に遺憾だと考えております。警察においては事案の解明に向けた捜査を進めるとともに、在京中国大使館の警戒にあたる警察官を、先ほど申し上げたように増強配置すること、このことはもう既に実施しております。引き続き今後の捜査で何かしら明らかになってくる事項もあるかと思いますが、そういうことを踏まえながら再発防止に向けて必要な対応を行っていく考えであります」と答えた。(ABEMA NEWS)

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