東京・上野で約4億円が奪われ、暴力団幹部ら7人が事後強盗容疑で逮捕された事件で、逃走に使われたアルファードが埼玉県富士見市の駐車場で発見されたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は逃走の経緯や、車両の検証を進めている。 東京地検は同日、7人のうち、指示役とみられる指定暴力団山口組系幹部の狩野仁琉容疑者(21)ら指示役2人と、実行役3人の計5人を窃盗罪で起訴した。襲撃の態様などから、事後強盗罪には問えないと判断したとみられる。 捜査関係者によると、警視庁の捜査員が3月27日夜、富士見市にある公園の駐車場に止められているアルファードを発見した。自走可能な状態で、ナンバーを外すなど証拠隠滅を図った形跡はなかった。名義は狩野被告の親族だった。 実行役らは現場で別の軽乗用車を乗り捨てて、アルファードで逃走。千葉、茨城、栃木の3県を経由した後、埼玉県に入り、志木市を走行していたことが判明。周辺の捜索を進めていたところ、車両を発見した。