「正統」な大統領の座射止める 軍政トップのミンアウンフライン氏 ミャンマー

民主派が圧勝した2020年総選挙に不正があったと主張し、21年2月のクーデターで実権を握ったが、以前から軍政トップという肩書よりも「正統性」が高い大統領の座を狙っていたと指摘されていた。 ヤンゴン大で法学を専攻し、3度目の挑戦で国軍士官学校に入校。順調に出世し、11年に国軍総司令官に就任した。総司令官時代に既に政治権力への強い関心を示し、周辺からはエリートを操る能力に長けた人物と評された。60歳の定年時には、任期を延長させトップにとどまり続けた。 公式行事以外での発言がほとんど伝えられておらず人物像ははっきりしないが、強硬で冷酷な性格とも言われる。 17年には、国軍によるイスラム教徒少数民族ロヒンギャへの弾圧を指揮。国際刑事裁判所(ICC)は24年、人道に対する犯罪の疑いでミンアウンフライン氏の逮捕状を請求している。欧米諸国もクーデターや民主派弾圧を強く批判。同氏を制裁対象としている。 今年3月には、首都ネピドーの病院で腰部脊椎症の手術を受けたと発表された。中部マグウェ地域で公務員の両親の元、5人きょうだいの4番目として生まれた。妻と子2人。69歳。(バンコク時事)。

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