【亀山】三重県亀山市の新名神高速道路で先月、大型トラックが渋滞中の車列に追突し、子ども3人を含む6人が死亡した事故で、逮捕された大型トラック運転手の水谷水都代容疑者(54)=広島県安芸高田市=が「スマートフォンを見ていた」と供述していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。 事故は先月20日午前2時20分ごろ発生。亀山市安坂山町の新名神高速下り野登トンネルで、大型トラックが渋滞で停止していた乗用車に追突して4台が絡む事故となり、静岡県袋井市の一家5人と埼玉県草加市の男性が死亡した。 捜査関係者によると、水谷容疑者は追突直前にスマホを見ていたとみられる。現場に大型トラックのブレーキ痕が残っており、県警は水谷容疑者がスマホに気を取られて渋滞に気付くのが遅れて追突したとみて、詳しい事故原因を調べている。 現場から約1キロ先では当時、工事に伴った車線規制があり、通常は時速80キロの制限速度が50キロとなっていた。現場付近でも渋滞が発生し、追突された3台はいずれも停車していたという。 乗用車の1台は原形をとどめないほど損傷し、亡くなったうちの1人は車外で見つかったことなどから、県警は大型トラックが十分な減速をせずに追突した可能性もあるとみている。