【村木厚子さん】もしも”えん罪逮捕”されたら「そこから無罪になるのはものすごく大変」拘置所での164日が支援団体立ち上げのきっかけに【後編】

2009年の郵便不正事件でえん罪逮捕されるも、その後復職し厚生労働事務次官を務めた村木厚子さんが、RSKのラジオ番組で語りました。(2026年3月17日放送) 村木さんは、自らの経験をもとに刑事司法について考え、著書『驚きの刑事司法』にまとめています。 ■もしも”えん罪逮捕”されたら、そこから無罪になるのはものすごく大変 ――著書『驚きの刑事司法』という本は、どういう内容の本なのですか? (村木厚子さん) 「一般市民の人に、今の日本の刑事司法、もしあなたが間違えて逮捕されたら、そのあとそこから無罪になるのは相当大変ですよ、というのを、まず知ってもらうというのと、今聞いてくださったみたいに、なんでそんなことになっているのかというと、国民にも責任ありますよっていう やっぱり間違えるとものすごい叩く、そこにも原因がありますよということを知ってもらうために、一般の方向けに刑事司法の話を書いてみました」 ――なかなか一般の方にはそういう単語も含めて、日本の刑事司法に問題があるというのがあんまり知られていないですよね。 (村木厚子さん) 「そうですね。私自身も自分が逮捕されるまで、ものすごく無関心だったと思って反省しました。それから、私がこういう経験をしたということで、最近いろいろな企業の方で自分たちが巻き込まれて被疑者、被告人になった人たちが会いに来られるんですよ。 皆さんまったく同じことを言われて、『日本の刑事司法がこんなことになっているとは知りませんでした』と。これを早く皆さんに伝えないといけないですって、皆さん口をそろえておっしゃるので。それもあって、本を出すことにしたという感じですかね」 ■メディアの役割 関心をつなげるためには ――私は自分も含めてやっぱりメディアの責任というか。普段から日本の刑事司法をどうしたらいいんだっていうことについて、やっぱり日本のメディアも少し報道が少ないと思いますね。村木さんから見られてどうですか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加