4月11日、静岡県袋井市の自宅の庭に、母親とみられる遺体を遺棄したとして、71歳の男が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、袋井市内に住む無職の男(71)です。 警察によりますと、男は11日頃、高齢女性の遺体を木箱に入れて自宅の庭に置き、遺棄した疑いが持たれています。 遺体は腐敗が進んでおり、現時点で身元の特定には至っていませんが、当時92歳だった男の母親とみられています。 母親は2月19日に自宅で医師から老衰による死亡を判断されていました。しかし、男は宗教上の理由などから自治体と埋葬に関する考え方が合わず、遺体をそのまま自宅に放置。そのため、地域包括支援センターの職員がほぼ毎日訪問して説得を続けていましたが、11日午前8時頃に訪問した職員が「庭先に木箱がある。埋葬されたのではないか」と110番通報し、発覚しました。 警察の調べに対し、男は木箱を置いた行為自体は認める一方で、「これが埋葬に当たると思っていた」「死体遺棄ではない」などと供述しているということです。 警察は身元の確認を進めるとともに、当時の詳しい状況を慎重に調べています。