NHK「おかあさんといっしょ」の元うたのおにいさんで歌手の杉田あきひろが13日、自身のインスタグラムを更新。逮捕されてから10年が経過し、心境をつづった。 杉田は2016年に覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けている。「2016年4月13日、僕は逮捕され東京の湾岸警察署に勾留されました。 あれから10年が経ちました。」と書き出し、以降の10年について記した。 「信頼も仕事も全てを失って長野ダルクにお世話になりつつ、もがき苦しんだ3年間。そこで背中を押していただいて再開できた歌手活動。今の自助グループの仲間との出逢い。福祉の世界との出逢い。中咽頭癌などの病魔との闘い。まだまだ数えきれない。」と振り返る。2022年にはがんを公表し、治療に専念するため活動も休止した。 周囲のサポートにも感謝し、「ゼロではなくマイナスからの再出発でしたが、予想もしなかった新しい未来が待っていました。そしてこの先もっともっと闘い続けたいと考えている自分がいます。 10年前の僕には想像も出来なかった、人間らしい生き方です。」と、前を向く現在について語る。 続けて「『一度過ちを犯した人間でも再び社会の有用な一員となれる』 長野ダルクで学んだこの言葉が嘘でない事を、僕はこれからも自助グループの大切な仲間と一緒に身をもって実践していきたいと思います。」と誓った杉田。アップした写真は仲間に囲まれて笑顔でポーズをきめる姿だった。 最後に闘いの途中であることにも言及。「もちろんまだまだ僕は依存症からの回復途上の人間です。でも苦しい時、孤独を感じて揺れてしまう時、仲間の顔や頑張りが目に浮かんで思い留まる事ができています。仲間の力と存在に心から感謝です!」とあらためて思いを記し、「そしてこんな僕の生き方が、いま苦しんでいる人の小さな希望になれたら本当に嬉しいです。 まだまだ僕は歌い続けます! それでも初心を忘れず…『今日一日』です。」と決意の言葉で結んだ。 杉田は1999年から2003年までNHK「おかあさんといっしょ」(NHK教育=現NHK Eテレ)のうたのおにいさんを務めた。22年にステージⅢの喉頭がんであることを公表。25年12月にはステージで歌唱後、緊急搬送され入院。3月には放射線性顎骨壊死の手術を行ったことを報告している。 (よろず~ニュース編集部)