東京都港区のIT関連会社役員の50代男性が行方不明となり、同社社長の水口克也容疑者(49)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、男性の行方不明について、容疑者が「連絡が取れなくなり、自宅にも寄ったが応答がなかった」と供述していることが19日、警視庁麻布署捜査本部への取材で分かった。男性にメールや電話もしていたことも判明。捜査本部は自らの関与を否定する偽装工作とみている。 捜査本部は19日、容疑者を送検した。遺体は見つかっておらず、18日に続き、容疑者が立ち寄った形跡のある東京都と神奈川県の境にある大垂水峠周辺をドローンも用いて捜索した。 捜査本部によると、男性は令和7年9月28日を最後に行方不明になったが、水口容疑者は28日以降も複数回、男性へメールや電話で連絡していたという。 10月10日に知人女性が麻布署に相談。容疑者は署から連絡を受け、男性の自宅マンションを訪問し「応答がなかった」とも説明している。 容疑者は男性と知人を介して平成13年ごろに知り合い、24年12月に取締役に任命したという。容疑者は事件への関与を否定しているものの、捜査本部は役員報酬を巡るトラブルがあった可能性があるとみている。