事務所内の血痕を掃除か 一見して分からず、現場検証で発見 東京・赤坂の死体遺棄事件、警視庁

東京・赤坂のIT関連会社社長水口克也容疑者(49)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、事務所内で見つかった50代の男性役員の血痕は、一見しただけでは分からない状態で、現場検証で詳細に調べた結果、発見されたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。 同容疑者が掃除するなど証拠隠滅した可能性があるといい、警視庁麻布署捜査本部は同日、同容疑者を送検して、詳しい経緯を調べている。 捜査関係者によると、役員は昨年9月28日から行方不明となっており、翌月の知人女性からの相談で発覚。同容疑者は当時、「(役員と)連絡が付かず、手続きの関係で困っている」と説明し、同容疑者立ち合いの下で事務所内を確認した際は、目立った血痕は見つからなかった。 その後、現場検証して詳細に調べたところ、役員の血痕が複数カ所から発見された。事務所に普段出入りするのは同容疑者と役員のみで、鍵も2人しか持っていなかった。血痕の状況から大量に出血したとみられ、掃除するなど証拠隠滅した可能性があるという。 同容疑者は逮捕後、容疑を否認し「最後に連絡を取ったのは昨年9月27日。その後は電話やメールをしても折り返しがなかった」などと供述している。 捜査本部によると、役員は約25年前に知人の紹介で同容疑者と知り合ったとみられる。2012年に同容疑者が経営するIT会社の取締役に就任していた。 同容疑者は昨年10月5~6日にレンタカーで相模原市を訪れた形跡があり、捜査本部は国道20号の大垂水峠周辺に遺体を遺棄した可能性があるとみて、警察犬やドローンを投入するなどして捜索を続けている。

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