タクシーで無賃乗車したとして7日、自称・京都市内に住む無職の男が、鳥取警察署に逮捕されました。 詐欺の容疑で逮捕されたのは、自称・京都市内に住む無職の男(38)です。 調べによりますと、男は6日午後10時49分ころ、鳥取市叶から湖山町東一丁目までの間をタクシーに乗車し、料金2720円を支払わなかった疑いが持たれています。 男は、乗車料金を払う意思も能力ありませんでしたが、あるように装ってタクシーに乗車し、目的地で運転手に対して「払えない」という旨を伝えたということです。 タクシー運転手は、男を目的地で降ろさずに、鳥取警察署に連れて行き、届け出たことで事件が発覚し、7日午前0時41分に現行犯逮捕となりました。 男の所持金は、現金716円だったということです。 男は鳥取警察署に連れて行く際も、一切の抵抗をしなかったということで、酒を飲んでいる様子もなかったということです。 男は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めています。 事件の経緯や、なぜ男が鳥取市にいたのかなどについて、鳥取警察署が調べています。