1986年に福井市で起きた女子中学生殺人事件で去年、再審無罪となった前川彰司さん。28日、刑事補償法に基づき、約4000万円の補償金を国が支払うよう福井地方裁判所に請求しました。 記者: 「再審無罪となった前川さんが、今、福井地方裁判所へ入っていきます」 1986年3月に福井市で起きた女子中学生殺人事件を巡り、前川彰司さんは去年7月に再審で無罪となりました。 無罪判決を受けた場合、刑事補償法に基づき勾留や服役した期間について国に対して1日あたり最大1万2500円の補償金を請求できます。 前川さんが逮捕から服役していた期間は合わせて3185日に上り、28日、福井地方裁判所に補償金3981万2500円を請求したということです。 前川さん: 「この40年の月日の代償が4000円万っていうのは果たしてどうなのか。福井事件において、自分が払った犠牲や被害と言うのは、どれだけ私が慰謝されたとしても、癒しきれるものではない」 また、前川さんは去年12月、これまでにかかった裁判費用の補償も福井地裁に請求していて、現在、弁護費用などの算出が行われています。