川崎ストーカー事件から1年 神奈川県警「再発防止策」どう実行

神奈川県川崎市でストーカー被害を訴えていた女性の遺体が見つかってから、1年がたちました。当時の対応を「不適切」と認めた神奈川県警で、再発防止策はどう実行されているのでしょうか。 この事件は、去年4月30日、川崎市でストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さんの遺体が見つかり、元交際相手の男が殺人などの罪で逮捕・起訴されたものです。 神奈川県警は去年9月、当時の対応を「不適切」だったとする検証結果を公表し、ストーカー事案への対応を指揮・統括する司令塔ポストを新設するなどの再発防止策を打ち出していました。 現在、その司令塔役を務め、岡崎さんの遺体発見当時、捜査一課長として捜査を指揮していた神奈川県警の幹部が、日本テレビの取材に応じました。 神奈川県警 前・捜査一課長 佐藤智宏参事官 「刑事部捜査1課と生活安全部・人身安全対策課を同じ執務室として両部門が一体化して、人身安全関連事案の対処を進めることができる体制を強化しています」 神奈川県警では、去年1年間のストーカー規制法違反などの検挙数は225件にのぼり、前の年から3倍以上に増えたといいます。 神奈川県警 前・捜査一課長 佐藤智宏参事官 「警察への相談件数が大きく増加しているということも要因の一つだと考えています。身柄確保を含めた対処を、より積極的に講じるようになったことも影響している」 捜査員を増員するなど体制を強化し、加害者をより速やかに検挙できるようになったことが影響しているといいます。 今後、被害者への防犯カメラの貸し出しも始めるということで、被害者保護の対策をさらに充実させていくとしています。

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