大藪春彦の小説「血の罠」、故郷の街・高松がモデルの架空都市で繰り広げられる怒濤の抗争描く…タフなバイオレンス作家の実像は

ハードボイルドの第一人者、大藪春彦(1935~96年)は、戦前のソウルで生まれ、戦後は香川の親戚宅に移り、高松第一高(高松市)を卒業した。早稲田大在学中の1958年、江戸川乱歩に評価されて、「野獣死すべし」でデビュー。「蘇(よみが)える金狼」「汚れた英雄」……。伊達邦彦、北野晶夫らタフなヒーローを次々に生み出し、銃と車にこだわり抜いた作品群は軒並みベストセラーとなった。

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