『田鎖ブラザーズ』第5話の“後味の悪さ”は何を意味する? “真実”は未来の“毒”にもなる

「なんか後味悪いんだよ」 金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』(TBS系)第5話。連続ドラマにおいて第5話というのは、通常前半のクライマックスとも言える回だ。しかし本作は、折り返し地点という落ち着きを全く与えることなく進んでいく。 父が隠していた拳銃と30年前の発砲事件、そして辛島金属工場を結ぶ線がついに浮かび始めた。一方で、なぜそこに自分たちの親が関わらなければならなかったのかという謎は深まるばかり。 その真相へ歩みを進めるほど、深い暗がりへ踏み込んでいくような感覚は、もう“この先に進まないほうがいい”と、何かに止められているような気さえする……。だが、そんな“後味の悪さ”こそ、より真実を求める気持ちを加速させるのだ。

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