富裕層向けの投資用不動産販売などを手掛けるレーサム。2025年5月、創業者である田中剛元会長(61)が、都内のホテルで複数の若い女性と一緒に違法薬物を使用し覚醒剤の所持などで逮捕され話題となった。同社が近く、社名を変更することが、 「週刊文春」 の取材でわかった。 レーサムは現在、不動産大手「ヒューリック」の傘下にある。2024年、ヒューリックが約1700億円をかけてレーサムを買収することを表明。TOB(株式公開買い付け)によって完全子会社化したのだ。 昨年5月の田中元会長の逮捕は、買収が完了し、まさにこれから新たなスタートを切るというタイミングで起きた。複数の若い女性と一緒に違法薬物を使用していたという衝撃的な内容や、現場で撮影された変わり果てた姿が報じられた。田中元会長は麻薬取締法違反と覚せい剤取締法違反の罪に問われ、初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めている。そして懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。 「ネットで『レーサム』と検索すると『田中』『薬物』などと出てきて、あまりにイメージが悪い。多額の資金をかけた大型買収案件だっただけに、特に西浦三郎会長はヒューリック本体への影響を懸念していました」(ヒューリック社員) そこで、親会社であるヒューリックの意向もあり、最近レーサムの社名を変更することに決まり、「最終的な調整が行われている」(関係者)という。 レーサムとヒューリックに社名変更について訊ねると、共に「決定している事実はございません」と回答した。 現在配信中の 「週刊文春 電子版」 では、退任前から有名だった田中元会長の港区女子との交遊、激震が走った逮捕直後のヒューリック社内、社名変更を巡るヒューリックとレーサムのやり取りなどについて詳しく報じている。