県内で特殊詐欺発生 3件で計2億3000万円相当の被害

県内で特殊詐欺の被害が相次いでいます。県警は、3件であわせて2億3000万円相当の被害に遭う詐欺が発生したと発表しました。 県警によりますと、ことし1月、奈良市に住む90代の女性に、郵便局の職員を名乗る男から「あなたの荷物から不審なものが見つかった」とうその電話がありました。その後女性は、県警捜査2課を名乗る男から「あなたを逮捕しなければならない」などと言われ、自宅に「逮捕状」と記された書類が届いたといいます。 女性は指示に従わなければ逮捕されると信じ込み、警察官を名乗る男などの指示で金塊を購入し、自宅前の植え込みに置くようにという指示に2回従い、金塊をだまし取られたということです。金塊はあわせて3230グラム、被害は時価約9000万円だといいます。 また、奈良市に住む80代の男性も今年2月、同様の手口の詐欺にあい、金塊1500グラム時価約4100万円をだまし取られる被害にあいました。県警によりますと、同様の手口の詐欺被害が増えているといい、防犯機能の付いた電話や、対策アプリ等の活用を呼び掛けています。 このほか、生駒市に住む40代の女性がSNSを利用した特殊詐欺に遭いました。女性は去年8月、SNSを通してシンガポール人を名乗る人物と知り合い、海外のインターネットショップを運営する投資話を持ちかけられたといいます。 ネットショップは、指定されたアドレスに暗号資産を送って商品を仕入れて販売するというもので、女性は指示に従ってショップを立ち上げたといいます。そして、今年1月まで56回にわたり、あわせて約9800万円相当の暗号資産をだまし取られたということです。

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